ギザ綿は全世界の綿花収穫量のたった0.001%しか採れない貴重な世界三大プレミヤコットンの一つです。
エジプト英国総督官邸の庭で偶然発見され１本の樹から改良を重ねて来た品種、それがギザ綿です。

世界的に評価の高いエジプト超長綿、その中でもさらにナイル川の流域のごく一部でしか採れない希少性の高い超長綿、繊維１本１本が非常に細く長く繊細で、カシミヤのような優しい風合いとシルクのような美しい光沢、そのさわり心地の良さ風合いの良さから、ヨーロッパでは古くから新生児用の贈答品などに使われていました。

このシャツに使用されているのはギザ綿の中でもGIZA87という素材で、GIZA45とGIZA77と言う二種類を交配させ新たに生み出された素材であり、存在するエジプト超長綿の中では最高峰となっております。

しかもギザ綿は全て手作業、人の手による手摘みで、枯れ葉剤を使っていないので安心で安全な綿です。

この自然な光沢はギザ綿本来が持つ独特な物に加え、さらに日本の紡績の技術でコンパクトヤーンと言う作業糸を作る紡績の過程で余分な毛先を中に押し込み表面をつるりとさ せるを施しています。
これは、超長綿の毛足の長い綿でしか出来ません。

世界中の高級ブランドの多くがドレスシャツなどに使用しシルク素材に匹敵するとも言われ、この光沢から、綿の『ナイルの宝石』とも呼ばれています。

ここではこの素材の高級感を残しながら、贅沢にもダブルのチェーンステッチで縫い上げ、崩したラフな仕上がりにしました。

濃い紺色と淡いシャンブレー色は共にインディゴ染めです。
着て洗濯を繰り返すうちに独特の風合とインディゴ特有の色を醸し出します。
白色は綿本来の晒しだけの色でこちらも毎洗濯事にご家庭の洗濯洗剤でさらに白くなって行きます。

『ナイルの宝石』この言葉に相応しい逸品です。